てんかん
「急に意識を失うことがある…」「体が急にけいれんすることがある…」
もしかしたら、それはてんかんの症状かもしれません。
てんかんは、適切な検査と治療を行うことで、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能です。一人で悩まず、ぜひ当院へご相談ください。
てんかんとは
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な活動によって、発作が繰り返し起こる脳の疾患です。発作は、意識を失ったり、体がけいれんしたりするだけでなく、感覚の変化や精神症状として現れることもあります。
てんかんのよくある症状
・意識消失: 突然意識を失い、倒れてしまうことがあります。
けいれん: 全身または体の一部が、自分の意志とは関係なく強く動いてしまうことがあります。
・感覚の変化: チカチカと光が見える、音が聞こえる、体の感覚が麻痺するなど、様々な感覚の変化が現れることがあります。
・精神症状: 幻覚や妄想が現れることがあります(てんかん精神病)。
これらの症状は、発作の種類や程度によって個人差があります。
てんかんの原因
てんかんの原因は、大きく分けて以下の2つがあります。
・症候性てんかん: 脳の損傷(外傷、脳卒中、腫瘍など)や先天的な異常など、明らかな原因がある場合。
・特発性てんかん: 脳に明らかな異常が見られない場合。遺伝的な要因や、脳の特定の部位の機能異常などが考えられています。
てんかんの検査
てんかんの診断には、以下の検査が必要です。
・発作症状の確認: どのような発作が、いつ、どのくらいの頻度で起こるのかなどを詳しくお伺いします。
・脳波検査: 脳の電気的な活動を記録し、てんかん波の有無を確認します。
・CT検査・MRI検査: 脳の画像検査を行い、脳の構造的な異常を確認します。
・血液検査: てんかんの原因となる病気がないかなどを確認します。
これらの検査結果を総合的に判断し、診断を行います。
てんかんの治療法
てんかんの治療は、主に以下の2つがあります。
・薬物療法: 抗てんかん薬を服用し、発作を抑制します。
・外科療法: 薬物療法で効果が得られない場合、手術でてんかんの原因となっている脳の部位を切除することがあります。
・精神療法:てんかんに伴う精神症状(てんかん精神病)に対して、抗精神病薬の内服で精神症状が改善する場合があります。
適切な治療を行うことで、多くの方が発作をコントロールし、日常生活を送ることができます。
当院のてんかんの治療法
当院では、てんかんの診断のため、発作症状の確認、脳波検査、CT検査・MRI検査、血液検査等が必要ですので、一度お近くの脳神経内科や総合病院でご相談いただくようご案内申し上げます。 また、てんかんに伴う精神症状(てんかん精神病)に対しては、抗精神病薬の内服で精神症状が改善する可能性があるため、相談を受け付けています。患者様一人ひとりの症状や状態に合わせて、適切な治療法をご提案いたします。
初めての方へ
当院では、初めての方でも安心してご相談いただけるよう、丁寧な応対や診察を行っております。ご予約やお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。
最後に
てんかんは、早期の診断と適切な治療が大切です。一人で悩まず、まずは大船駅前笠間口メンタルクリニックにご相談ください。あなたに合った治療法で、安心して生活できる日々を取り戻しましょう。